チシマミズムシ (Arctocorisa kurilensis)
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体長:7.8~9.4mm/実測♂8.3mm♀8.5mm - 秋田県央内陸部 標高約450m ライトトラップ
山地でのライトトラップに飛来した。
細長い体型や腹部結合板が前翅よりやや側方に張り出す特徴などから、チシマミズムシの♀個体と思われる。同日に本種の♂個体も飛来していた。
ミツガシワやミヤマホタルイなどの抽水植物がまばらな池沼に生息するそうだ。
同日に飛来した♂♀標本。
♂の頭部は黄褐色で前方に突出、顔(正面)は大きく凹む。♂の前脚フ節のペグ列は中央付近で上下に分断される。前胸背板の中央に後縁近くまで達する隆起線があることも特徴になる。
本種は南千島、国後島から記載され、日本では大雪山(北海道)と八幡平(岩手)から知られていた。環境省レッドリスト(2020)では「情報不足(DD)」となっている。高層湿原以外にも生息しているようで、山麓ブナ帯(国立公園区域外)でのライトトラップに飛来する。
※ 月刊むしNO.635(2024年1月号)に短報記録したので再掲。
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