ブチヒゲクロカスミカメ(Adelphocoris triannulatus)

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ライトトラップに飛来したブチヒゲクロカスミカメの雄個体

体長:7~9mm/実測7.5mm - 秋田県北秋田市 標高約285m ライトトラップ

山地でのライトトラップに飛来した。

ブチ状の触角で楔状部に白紋を持つカスミカメムシの一種。キク科やイネ科、マメ科など様々な植物につく。ライトにはそれほど頻繁には飛来しないが平地~山地まで幅広く生息している。

同属で同所的に見られるウスモンカスミカメ(A. demissusによく似るが、本種の体型は側縁がやや丸みを帯び、同性比較であれば体長も一回り大きい傾向にある。楔状部の斑紋も本種のほうが幅広く白いが、ウスモンでは赤みがかり小さめなことが多い(個体差あり)。3枚目に♀個体の標本を並べた。

 

海岸近くでのライトに飛来したブチヒゲクロカスミカメ

※ 2023.7月下旬 秋田市Alt.15m

海岸付近でのライトトラップに飛来した個体。秋田では夏ころから秋にかけて成虫が発生している。

 

Adelphocoris属の雌3種の標本を並べた

同日に見られた同属3種の標本を並べた。すべて♀個体。

左からウスアカカスミカメ(A. piceosetosusウスモンカスミカメ、ブチヒゲクロカスミカメ。ウスアカカスミカメは触角がブチにならない点で区別は易しい。

それぞれ、ヤマハギ、コメナモミ、カナムグラから得られた。