アオカミキリモドキ (Nacerdes waterhousei)
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体長:10~16mm - 秋田県由利本荘市 標高約160m ライトトラップ
丘陵帯でのライトトラップに飛来した。
色彩の似た種が何種かあり、カトウカミキリモドキ(N. katoi)、ワダカミキリモドキ(N. wadai)、シリナガカミキリモドキ(N.caudata)とは腹部末端節の違いで同定できる。ヤマアオカミキリモドキ(N. bicostata)とは区別がもっとも難しく、交尾器を見て同定するのが確実と思われる。秋田県ではカトウカミキリモドキとワダカミキリモドキは未分布のため、シリナガ、ヤマアオとの区別になる。
画質が今ひとつだったので以下に大きい画像を追加した。
※ 2023.6月下旬 県央内陸部Alt.390m
山地で飛来した♂個体。腹節が上翅からはみ出ているが、個体差があってまったく見えない個体もいる。平地~山地まで生息。よく似たヤマアオカミキリモドキは山地に寄った分布をしている。
※ 2023.7月下旬 北秋田市Alt.285m
山地で飛来した♀個体。ヤマアオカミキリモドキとは♀での同定がいちばん難しい。生殖節の形状で同定するが、確実に本種と思われた個体を掲載した。
金属光沢のある美麗種で多くのカミキリモドキ類と同様に”カンタリジン”という有毒物質を持つ。本種による実害は多く、体液に触れると水膨れ状の炎症をおこす。ライトトラップ下では本種とキクビカミキリモドキ(N. atripes)による皮膚炎を何度も経験している。カミキリモドキ以外ではキイロゲンセイ(Zonitoschema japonica)の毒性も強烈で、手のひらの皮が広範に剥けたこともあった。
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